人がいる環境を、未来環境を、よりよいものにするために。

UNIXは1998年からフィルター事業をスタートさせました。様々な用途に応えるため、高い技術で、多彩な商品、設備を開発。「未来の地球環境をより良いものにしたい」という一心で環境汚染ガス対策の新しいフィルター開発に注力し続けています。その精神は、従来から培ってきた製造ノウハウの応用、セラミックなどの全く新しい分野の技術への挑戦というカタチで成果をあげています。商品化されたフィルターは、世界トップクラスの精密工場にも採用され、高評価をいただいており、それがさらなる挑戦につながっています。この高性能フィルターの技術で、生産工場だけにとどまらず、生活環境改善のための身近な商品の開発という次のステージへとステップアップしていきます。

 

従来技術と新技術を複合化したフィルター

セラミックフィルター
活性炭、ゼオライトなどの吸着材料を押し出し成形したセラミックフィルター。圧力損失が極めて低く、コンパクトでありながら高性能なフィルターを実現。これにより設置面積の限られた場所にフィルターの設置が可能となりハニカム構造の超低圧損性を生かし、高い風量を求められる場所にも省スペースで対応できます。また、無機系の材料を使用することにより、不燃性のフィルターの提供も可能に。活性炭、ゼオライトの細孔を利用し、触媒などを付与した。利用用途の幅広いフィルターとして期待されています。

 

セル構造タイプフィルター
三次元構造の骨材を利用し、その骨格へ活性炭等の機能性素材を特殊製法で三次元構造の隅々までムラなく固着させることを可能にしたフィルター。当社独自の技法で機能材料の特徴を残したまま固着させることで機能材料本来のピュアな性能を十分に発揮させます。

 

サンドイッチプリーツフィルター
吸着材料を長繊維の不織布で挟み込んでプリーツ折りにしたフィルター。UNIX
従来の技術であるコーティング技術を応用し当社独自のバインディング製法で吸着材のピュアな性能を残したままプリーツ化に成功しました。この技術により、他社では見られないような高目付の吸着材料を挟み込むことも可能となり、質および量において高い次元を維持した吸着性能を実現。また要求品質に応じて目付け量や折高さを変更することもできます。この技術は様々な材料にも応用できる可能性があり、ご要望に応じた開発も行っていきます。

 

従来の製造ノウハウを応用した
当社フィルターの出発点

繊維フィルター
当社の既存設備を改造、応用し機能性繊維フィルターの生産に成功。空気中の活性ガスを機能性吸着繊維によって除去します。繊維の機能性である反応速度が早い、高性能なフィルター。ハイテクノロジークリーンルームへの出荷実績を誇ります。機能性の原綿の供給によりオリジナル配合の繊維フィルターの作成まで可能になりました。

 

活性炭充填フィルター
良質な破砕炭やペレット状の活性炭を細密充填したフィルターです。充填したフィルターの形状を変化させることにより圧力損失の調整も可能です。除去対象によっては触媒を付与することも可能です。